制裁決議案否決「極めて残念」 日本政府、安保理改革訴え

 松野博一官房長官は27日の記者会見で、国連安全保障理事会で北朝鮮への制裁強化決議案が中国、ロシアの拒否権行使で否決されたことに関し「極めて残念だ。拒否権の問題を改めて浮き彫りにした」と述べ、安保理改革の必要性を訴えた。

 北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を非難し「安保理が国際平和、安全の維持という本来の責任を果たすよう期待する」と指摘。日本の常任理事国入りを含め「多くの国々と協力し、改革のリーダーシップを取っていく」と強調した。


  • LINEで送る