仮想空間、分身で楽しむ野球場 ソフトバンクが新サービス

仮想空間で再現されたペイペイドームの外観

 ソフトバンクは25日、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの本拠地ペイペイドーム(福岡市)をインターネット上の仮想空間「メタバース」に再現し、利用者がスマートフォンで自身の分身を操作して散策などができる無料のサービスを27日に始めると発表した。球場の新たな楽しみ方を示し、ファン拡大を狙う。

 サービス名は「バーチャルペイペイドーム」で、利用者はスマホやパソコンでアクセスし、アバターと呼ばれる分身を動かす仕組み。球場の外周や球場内の通路、選手のロッカールームを訪れることができる。同じ空間に最大30人が入室可能で、他の参加者とチャットできる機能も備えた。


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