米原子力空母が横須賀出港 日本との同盟、意義強調

米海軍横須賀基地を出港する原子力空母ロナルド・レーガン=20日午前、神奈川県横須賀市

 米原子力空母ロナルド・レーガンが20日、長期航海のため、拠点とする米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港した。出港に際して記者会見した第5空母打撃群司令官のドネリー少将は「米海軍と海上自衛隊の関係は大変強固で、インド太平洋地域の安全と平和に貢献してきた」と日米同盟の意義を強調した。

 ドネリー少将は今回の任務について、周辺海域のパトロールと説明。ロシアによるウクライナ侵攻を受けた「特別な任務はない」と述べた。

 また、横須賀市は20日、米西部サンディエゴが母港の原子力空母エーブラハム・リンカーンが21日に横須賀基地に寄港すると発表した。


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