自衛隊の南スーダン派遣1年延長 政府決定、司令部要員

 政府は20日の閣議で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)を統括する「国連南スーダン派遣団(UNMISS)」司令部への自衛隊員の派遣期間について、来年5月31日まで1年延長すると決定した。

 松野博一官房長官は記者会見で「南スーダンの平和と安定は国際社会にとって重要な課題だ。引き続き各国と協調して支援していくことは大変意義深い」と強調した。

 国連安全保障理事会がUNMISSの活動期間を1年延長したことに伴う措置。防衛省によると、派遣隊員は南スーダンの首都ジュバで施設管理などの企画調整を担う。

 日本は2011年11月から要員派遣を継続している。


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