東ティモール大統領就任 ホルタ元大統領、独立20周年

新大統領に就任したラモス・ホルタ氏=19日、東ティモール・ディリ(共同)

 【ディリ共同】東ティモール大統領の就任式が首都ディリで19日開かれ、ノーベル平和賞受賞者のラモス・ホルタ元大統領(72)が就任した。10年ぶりの再登板となる。20日は隣国インドネシアの支配から独立して20周年を迎えるが、目立った産業が育たず、労働力の中心である20〜30代の欧州転出も目立つ。停滞する経済成長の打開が求められている。

 独立時は混乱が続き、国連の平和維持活動(PKO)部隊が駐留。2012年のPKO終了後、本格的な自立の道を歩んできた。ホルタ氏は、来年の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟実現を切望する。


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