山梨、衣類からDNA型取れず 女児のものとメーカー一致

山梨県道志村の山中で、規制線の外に出る車両=17日午後

 山梨県警は17日、道志村山中の捜索で発見した黒いハイネックの衣類からは、DNA型が検出できなかったと発表した。2019年に7歳で行方不明になり、肩甲骨の鑑定により死亡と判断した小倉美咲さん=千葉県成田市=のものとメーカーが一致したことも明らかにしたが、関連は不明のままとしている。

 県警によると、衣類に付着していた人毛のようなもの6本も鑑定した。捜査関係者によると、髪の毛とみられるが個人の特定はできなかった。

 県警は17日も引き続き、約40人態勢で骨などが見つかった枯れた沢付近を捜索したが、新たな手掛かりは得られなかった。


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