東証続伸、119円高で終了 中国の減速懸念後退が支え

 週明け16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前週末比119円40銭高の2万6547円05銭。中国の新型コロナウイルス再流行に伴う景気減速懸念が後退したことが支えとなった。ただ一層の金融引き締めによる米経済の先行き不安は投資家の間で依然残り、相場の重しとなった。

 東証株価指数(TOPIX)は0・94ポイント安の1863・26。出来高は約15億株。

 前週末13日の米ダウ工業株30種平均は、7営業日ぶりに反発。下落の目立っていた米株式相場の上昇を好感し、16日の東京市場でも朝方から買い注文が優勢で平均株価は一時400円超値上がりした。


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