徳島市長のリコール署名開始 市民団体、目標7万1千人

内藤佐和子徳島市長

 徳島市の内藤佐和子市長(37)の市政運営を批判する市民団体は27日、市長のリコール(解職請求)に向け、署名活動を始めた。2月27日まで。市選挙管理委員会によると、有権者数の3分の1以上の有効署名が集まればリコールの賛否を問う住民投票が実施される。団体は7万1千人以上の署名獲得を目指す。

 団体は「内藤市長リコール住民投票の会」。内藤氏が市民との「対話」を公約に掲げていたにもかかわらず、保育施設整備の補助事業を話し合いもないまま取りやめたと主張。阿波おどりの運営体制を巡る民間委託の契約解除なども挙げて「独善的な市政運営」と批判している。


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