不正アクセスでカード番号流出か 数千店加盟、メタップスの決済

 IT大手のメタップスは25日、子会社のメタップスペイメント(東京)が手掛けるクレジットカードの決済システムに不正アクセスがあり、カード番号が流出した可能性があると発表した。被害の規模は不明だが、氏名などの流出は確認されていない。同社の決済システムは国内で数千店が加盟している。

 メタップスは25日から、安全が確認されるまで対象の決済サービスを停止する。

 システムの一部で安全性に問題が見つかり、そこを侵入経路として情報が抜き取られた恐れがある。カード番号は暗号化されているが、昨年12月にクレジットカード会社から不正利用に関する指摘があり、調査していた。


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