防災気象情報を改善へ シンプルに、検討会初会合

気象庁

 気象庁は24日、大雨警報といった防災気象情報に関する有識者検討会の初会合をオンラインで開いた。複雑化している情報を整理し、シンプルで分かりやすい発表に改善することを目的に、国土交通省を交えて議論する。不定期で開催し来年冬ごろまでに報告書を公表する予定。

 気象庁はこれまで、災害発生時に防災気象情報が適切に発信できたかを検証し、新たな情報発表の仕組みを作るなどの改善を進めてきた。しかし、有識者から「情報の数や不明瞭な名称が多い」との指摘があり、分かりやすく伝わるように整理を求められていた。


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