沖縄は濃厚接触でも介護職勤務可 一定条件の下、国通知

 厚生労働省は23日までに、沖縄県の介護施設に限り、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者となった介護職員が、毎日検査を行った上で陰性と確認されるなど一定の条件を満たした場合に限り、勤務を可能とする通知を出した。沖縄県の介護施設では、感染したり濃厚接触者となったりした職員の欠勤で人手不足に陥り、影響が深刻化している。通知は21日付。

 厚労省は医療従事者について、医療逼迫を防ぐため、既に全国で同様の取り扱いとしている。

 沖縄の介護施設についての例外的扱いは、感染者あるいは濃厚接触者となった高齢者が入所しており、外部からの応援職員の派遣が難しい施設に限定する。


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