沖縄・名護市長選、投票始まる 辺野古争点に現職と新人争う

沖縄県名護市長選の投票に向かう有権者=23日午前

 任期満了に伴う沖縄県名護市長選は23日、投票が始まった。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非を主要争点に、反対の玉城デニー知事が推す新人岸本洋平氏(49)=立民、共産、れいわ、社民、地域政党・沖縄社大推薦=と、推進の岸田政権が支援する現職渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=が争う。即日開票され、大勢は深夜にも判明する見通し。

 県内で秋までに予定される県知事選を天王山とした「選挙イヤー」の初戦。結果は移設計画や知事選に影響を与える可能性もある。

 市選管によると、午前11時現在の投票率は6・34%で、前回同時刻を2・47ポイント下回った。


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