花粉の飛散、2月上旬から 関東や九州、民間気象会社予想

2022年のスギ花粉飛散開始予想

 民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は19日、今年の花粉の飛散予想を発表した。スギの花粉が2月上旬から関東や九州を中心に飛び始め、2月中には東北南部や北陸、甲信、東海、近畿、中国、四国まで広がる。東北北部は3月上旬、北海道(シラカバ花粉)では4月下旬に始まる見通し。

 同社によると、2月下旬から3月下旬には、西・東日本の広い範囲でスギ花粉の飛散のピークを迎える。ヒノキの花粉は3月下旬から4月中旬に最も多くなりそうだ。

 スギ、ヒノキ、シラカバを合わせた花粉の飛散量は、21年春と比べると北日本や北陸、甲信で多く、関東や東海では同程度、西日本では少ないという。


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