コロナ厳戒下、共通テスト2日目 警備強化、津波警報影響も

大学入学共通テストの2日目が行われた会場を警備する警察官=16日夜、東京都文京区の東大

 大学入学共通テストは16日、全国の会場で理科と数学が実施され、2日間の日程を終えた。生活に身近なテーマを題材に考察する設問が随所に盛り込まれた。各大学は新型コロナウイルスの「オミクロン株」急拡大に伴う感染対策を徹底。初日に東京都文京区の東大前で起きた刺傷事件を受け、各会場の警備が強化された。

 津波の影響で試験を受けられなかった受験生もおり、大学入試センターは30日に実施する再試験や追試験の対象にする。岩手県宮古市の会場では中止となった。

 入試センターによると、2日間で計3人が不正行為で失格した。


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