オリックス安達「どこでも守る」 危機感、内野全位置に意欲

ノックを受けるオリックスの安達=兵庫県淡路市

 オリックスの安達了一内野手が14日、兵庫県淡路市での練習後に取材に応じ、内野全ポジションを守る気構えを示した。ノックでは三塁、遊撃、二塁の位置で捕球動作を確認。一塁も練習しているそうで「どこでも守れるように準備している」と意欲的だった。

 昨季は高校出2年目の紅林弘太郎の台頭により、慣れ親しんだ遊撃から二塁に転向。二塁も20歳の太田椋らが狙っており、34歳の安達は「1年間、1軍にいないと意味がない。年下に取られてしまう」と危機感をにじませた。

 難病の潰瘍性大腸炎を抱えながら、昨季の100試合を上回る出場数を目指し「けがをしない体をつくりたい」と意気込んだ。


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