2021年12月9日 16:34 | 無料公開
愛知県を地盤とする愛知銀行と中京銀行が、10日に経営統合に向けた正式な協議に入る見通しとなったことが9日、分かった。両行の取締役会での決定後に発表する方針。
愛知銀と中京銀は将来の合併も視野に、2022年にも持ち株会社を設立し、両行がその傘下に入る形での経営統合を検討している。中京銀株を約4割保有する三菱UFJ銀は、中京銀の全株式を手放した上で業務提携を結び、新たにできるグループとの協力関係を保つ考えだ。
両行の経営統合が実現すれば、総資産規模は東海3県に本店を置く地方銀行では十六フィナンシャルグループ、百五銀行、大垣共立銀行に次ぐ銀行グループとなる。