東京駅前で学生が特産品販売 出身地の魅力発信

学生が出身地の特産品を販売する店舗「アナザー・ジャパン」の売り場のイメージ(三菱地所提供)

 三菱地所は9日、学生が自分の出身地の工芸品や食品を仕入れて販売する店舗を、東京駅前の大型再開発エリア「トウキョウトーチ」に来年8月に開業すると発表した。まず1期生の学生18人の募集を開始。全国から人が集まる交通の要所で地域の魅力を発信するとともに、学生と出身地との関わりを深めて地方創生に貢献する。

 新たな店舗「アナザー・ジャパン」は、まず約130平方メートルの広さで展開。学生には収支管理も含め経営に主体的に関わってもらう。工芸品などを扱う生活雑貨店を全国で展開する中川政七商店(奈良市)も参画し、学生へ研修や助言をする。


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