2021年12月9日 09:21 | 無料公開
財務省と内閣府が9日発表した10〜12月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がプラス9・6となり、2四半期連続で改善した。新型コロナウイルスの新規感染者が減少して経済活動が活発になり、企業心理が上向いた。
大企業のうち製造業はプラス7・9、非製造業はプラス10・4だった。
調査時点が11月15日のため、新型コロナの新変異株「オミクロン株」への懸念は反映されていない。BSIは自社の景況感が「上昇」したとみる企業の割合から「下降」したとする企業の割合を差し引いた指数。約1万1千社が回答した。