国際陸連の前会長ディアク氏死去 東京五輪招致疑惑で捜査

死去したラミン・ディアク氏(ロイター=共同)

 国際オリンピック委員会(IOC)元委員で国際陸連(現世界陸連)前会長のラミン・ディアク氏が3日、セネガルの自宅で死去した。88歳だった。ディアク氏の息子の話として、ロイター通信が報じた。

 ディアク前会長は1999年に国際陸連の会長代行となり、2001年に正式に会長に就任。14年に発覚したロシア陸上界の組織的ドーピング疑惑を巡り、収賄や資金洗浄の疑いでフランス司法当局の捜査を受け、今年1月の一審判決で有罪を宣告された。

 20年東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑に関してもフランス当局の捜査を受けていた。(共同)


  • LINEで送る