国会議員収入は3000万円超 コロナも影響28%減、20年

各党国会議員の政治資金平均収入

 国会議員の資金管理団体と関係する政党支部が20年に集めた政治資金を巡り、議員1人当たり実収入の平均額は3103万円で、19年から28・9%減少したことが3日、共同通信の集計で分かった。20年に全国規模の国政選挙がなく、新型コロナ禍による経済活動の停滞が影響した。

 議員別では上位20人のうち自民が18人。1位は武田前総務相で1億7945万円。岸田首相は1億5653万円で3位だった。

 野党議員のトップは国民民主の矢田副代表で、全体17位の9978万円。立憲民主の泉代表は2524万円。共産議員は資金管理団体を持たず、政党支部代表に原則就いていないため除外した。


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