初診オンライン、恒久化へ 厚労省検討会が大筋了承

 厚生労働省の有識者検討会は29日、新型コロナウイルス対応で特例的に認めている初診からのオンライン診療を恒久化する新指針案を大筋了承した。かかりつけ医による診療が原則。同省は今後、意見公募を経て年明け以降、新指針を全国に通知する方針。

 新指針案では、過去に診療歴などがあるかかりつけ医であれば、それまでとは別の疾患でも初診からオンライン診療を認める。かかりつけ医がいなくても、別の病院での診療記録や健康診断結果などの情報が提示できるケースや、医師と診療前に相談をして双方が合意した際は対象とする。


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