JR四国、冬のボーナス最低に 1・21カ月分、コロナ長期化で

JR四国本社ビルのロゴ=高松市

 JR四国は27日までに、冬のボーナスに当たる年末手当を基準内賃金の1・21カ月分とすることで労働組合と妥結した。新型コロナウイルス流行の影響が長期化する中、1987年の民営化後で最低だった前年冬の1・39カ月分を下回る水準となった。

 JR四国は新型コロナの感染拡大で鉄道利用客が減少。2021年9月中間決算の鉄道単体の運輸収入がコロナ前に比べてほぼ半減するなど、厳しい経営状況が続いている。


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