接種6カ月に短縮は病院や施設 クラスター発生時、厚労省

 厚生労働省は26日、12月から始まる新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、原則8カ月以上としていた2回目からの接種間隔を6カ月に短縮できる対象を公表した。クラスター(感染者集団)が発生した病院や高齢者施設の利用者、職員などで、事前に自治体から厚労省に相談するよう求める。

 接種間隔を巡っては厚労省が今月15日、地域の感染状況などを踏まえ、自治体の判断で例外的に6カ月への短縮も可能とする方針を提示。ただ「例外」の考え方が具体的に示されず、全国知事会など自治体の関係者から基準の明示を求める声が相次いでいた。


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