台風16号北上、暴風・高波警戒 1日は太平洋側で大雨の可能性

台風16号の予想進路(29日9時現在)

 大型で非常に強い台風16号は29日、日本の南の海上で北上を続けた。気象庁は、10月1日には伊豆諸島にかなり接近し、大荒れの天候になる見通しだとして、暴風や高波に警戒を呼び掛けている。

 台風の影響で、太平洋側ではうねりを伴う大しけの恐れがある。30日までの波の高さは伊豆諸島、小笠原諸島8m、沖縄7m、奄美、近畿、東海6m。

 10月1日の予想最大風速(最大瞬間風速)は、伊豆諸島30〜40m(40〜60m)、東海、関東25〜29m(35〜45m)。

 伊豆諸島では30日から雨が強まり、10月1日は東日本と北日本の太平洋側で大雨の可能性がある。


  • LINEで送る