学生製造の日本酒お披露目、帯広 畜産大学内酒蔵で

完成した日本酒を手にする帯広畜産大の酒井駿太朗さん(右)と高山美月さん=21日午前、北海道帯広市

 北海道帯広市の帯広畜産大の学生らが製造した日本酒「碧雲」が21日、報道陣にお披露目された。大学構内の酒蔵で地元酒造会社の杜氏の指導を受けて仕込んだ。出来上がった1800本の一部は、10月中旬から学内で販売する予定。

 製造したのは、酒に関係した研究に取り組むいずれも4年生の酒井駿太朗さん(22)と高山美月さん(21)。ことし5月に作業を始め、精米を洗って蒸す作業やこうじ作りなど全ての工程に携わった。

 9月21日は販売に向けラベルの貼り付けや箱詰めを行った。酒井さんは「体力のいる作業が多く苦労もあったが、やりがいも実感できた」などと満足そうに話した。


  • LINEで送る