岡山市長選、保守分裂に 現職と元議長、19日に告示

 任期満了に伴う岡山市長選が19日告示される。3選を目指す現職大森雅夫氏(67)=公明推薦=と、元市会議長の新人浦上雅彦氏(56)の無所属2人が立候補を予定している。両氏ともに自民党岡山県連に推薦を求めたが、県連は支持が分かれて自主投票としたため、保守分裂になる見通し。投開票は10月3日。

 選挙戦は、大森氏の新型コロナ対応や、中心市街地の再開発を核とするコンパクトなまちづくりの是非が争点。

 大森氏は待機児童の大幅な解消を実績に掲げ、市政運営の継続を訴える。

 浦上氏は市街地の開発だけでなく、企業誘致などによる郊外の活性化を通じて、人口増加を目指すと主張する。


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