卓球、伊藤美誠に報奨金1千万円 日本協会の五輪報告会

日本卓球協会の東京五輪報告会で、メダルを手にポーズをとる(左から)張本智和、丹羽孝希、水谷隼、伊藤美誠、石川佳純、平野美宇=12日、東京都内

 日本卓球協会は12日、東京五輪の混合ダブルスで優勝したほか、女子団体で「銀」、同シングルスで「銅」の三つのメダルを獲得した伊藤美誠(スターツ)に報奨金1千万円を贈った。伊藤は東京都内で行われた協会の報告会に出席し「もっと成長して今度はシングルスで金メダルを取れるように頑張る」と語った。

 伊藤とペアを組んだ水谷隼(木下グループ)には男子団体銅メダルの分と合わせて600万円が贈られた。東京五輪で一戦を退く水谷は「大きな目標としていた五輪で金メダルを取ること、卓球をメジャーにすることの両方をかなえられた」と感慨深げに話した。


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