五輪エジプト選手、迷惑行為疑い 札幌滞在中、道警が書類送検

 東京五輪に参加したエジプトの男子サッカー選手が宿泊先の女性従業員に迷惑行為をしたとして、北海道警がこの選手を強制わいせつ容疑で書類送検したことが6日、捜査関係者への取材で分かった。

 エジプトのメディアは、選手が宿泊先の部屋内で清掃作業中の女性従業員を抱きしめようとした疑いがあると伝えた。

 捜査関係者によると、選手は札幌市内のホテルに宿泊していた。道警は捜査していることを認めた上で「公表する案件ではない」として、詳しい容疑内容や選手の認否を明らかにしていない。

 エジプトのサッカー協会の調査に既に帰国した選手は「誤解」として疑いを否定している。


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