競歩、早朝から沿道に人だかり 30度超の札幌、日本勢応援

札幌市で行われた男子50キロ競歩で、沿道から選手を応援する人たち=6日

 札幌市中心部で6日午前5時半に始まった男子50キロ競歩。3時間半を超えるレース中には気温が30度を超え、厳しい暑さとなった。日本勢3人は上位を目指したが、メダル獲得には届かず。新型コロナウイルス対策で観戦自粛が呼び掛けられた沿道には、早朝から応援しようと集まった見物客で人だかりができた。

 日本勢では川野将虎(22)が6位に入賞した。日本人選手らが目の前を通過すると、観客から拍手や声援が起きた。沿道では大会スタッフらが「立ち止まらないで」と促したが、子どもから高齢者まで多くの人が見入り、通勤途中のサラリーマンも足を止めた。


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