飲酒し出産手術、医師に父親憤り 「命への意識が欠如」

 愛知県豊橋市の産婦人科医院の男性院長が、飲酒後に出産手術をした問題で、生まれた乳児の40代父親らが5日、名古屋市内で記者会見し「信頼して自分の大切な子どもと妻を預けたのに(院長は)命に対する意識が欠如している」と憤りを語った。

 手術との因果関係は不明だが、乳児は一時、頭部に血がたまり、肺や心機能が低下。今も別の病院の新生児集中治療室に入院しているといい、父親は「命に関わる状況だった」と訴えた。

 父親によると、7月25日、かかりつけの医院に入院。出産は難航し、赤い顔でアルコールの臭いがする院長が現れ手術した。院長は「コメントは一切差し控える」としている。


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