東証、午前終値2万7603円 続落、感染再拡大を懸念

 4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。新型コロナウイルス変異株による感染拡大が止まらず、国内経済の回復遅れを懸念する売りが優勢となった。下げ幅は一時150円を超えた。

 午前終値は前日終値比38円26銭安の2万7603円57銭。東証株価指数(TOPIX)は4・83ポイント安の1926・31。

 3日の国内でのコロナ新規感染者が1万2千人を超えるなど全国的な感染拡大傾向に歯止めがかかっておらず、流行が長期化することへの警戒感が相場の重荷となった。


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