世界空手連盟「五輪はチャンス」 人気拡大に期待

記者会見する世界空手連盟のエスピノス会長(左から3人目)ら関係者=3日、日本武道館

 世界空手連盟(WKF)は3日、競技会場の日本武道館で記者会見を開き、エスピノス会長は「東京五輪は大きなチャンス。世界に対して空手がいかにユニークなスポーツ、武道であるかを示す機会」と話した。5〜7日に男女の形と組手各3階級が行われる。

 空手は3年後のパリ五輪では実施されない。エスピノス会長は「五輪で新たに何百万の人が空手に興味を持ち、普遍的でさらに人気のあるスポーツになる」と2028年ロサンゼルス五輪を見据えた希望も語った。

 日本勢は全8種目に出場。男子形で世界選手権3連覇中の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)らに金メダルの期待が懸かっている。


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