米GDP6・5%増、4〜6月 4期連続プラス、変異株懸念も

米GDPの推移(四半期ベース)

 【ワシントン共同】米商務省が29日発表した2021年4〜6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、年率換算で前期比6・5%増だった。プラス成長は4四半期連続。GDPの7割を占める個人消費の伸びが寄与した。市場予想の8・5%増は下回ったが、GDPの規模は新型コロナウイルス感染拡大前の19年10〜12月期を上回った。

 現金給付といった新型コロナ感染拡大への経済対策や、ワクチン接種の進展による企業活動の再開を受け、経済の回復が続いていることが裏付けられた。

 個人消費は11・8%増で、伸び率は前期(11・4%増)を上回った。


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