オリエンタルランド2年連続赤字 ディズニーランドとシーが低迷

 オリエンタルランドが29日発表した2021年4〜6月期連結決算は純損益が60億円の赤字だった。新型コロナウイルス感染拡大により、運営する東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(ともに千葉県浦安市)の入場者数が低迷した。赤字は2年連続だが、全面休園した前年同期の248億円から赤字幅は縮小した。

 売上高は前年同期の約8・1倍の498億円。テーマパーク事業が約7・7倍、ホテル事業は約79倍だった。しかしコロナ禍前の19年4〜6月期の1205億円と比べると大幅な落ち込みとなった。営業時間の短縮や入場者を5千人程度に抑制する感染防止策を続けたことなどが響いた。


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