JR西10月に京阪神60本減便 コロナ影響、利用者が大幅減少

 JR西日本近畿統括本部は28日、新型コロナ感染拡大で利用者が大幅に減少しているとして、京阪神を中心に管内路線の昼間で10月2日から平日36本、土曜・休日60本を減便すると発表した。大幅なダイヤ改正は春が通例で秋の実施は2006年以来15年ぶり。来春も全線全時間帯を対象に見直す。

 コロナ禍の影響で利用者が減ったか、以前から少なかった区間や乗車率が2割程度にとどまっている区間が対象で、全体の運行本数の1%程度。東海道線京都―高槻間の午前10時〜午後1時台と3時台の普通電車16本、山陽線須磨―西明石間の午前10、11時台の普通電車8本は土曜・休日のみ減便する。


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