高3女子いじめ自殺で両親提訴 同級生4人争う姿勢、熊本

 2018年5月、熊本県立高3年の女子生徒=当時(17)=がいじめを受け自殺した問題を巡り、両親が当時の同級生4人に慰謝料など計1100万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、熊本地裁で開かれ、4人は争う姿勢を示した。提訴は4月28日付。

 訴状などによると、死亡したのは熊本県北部の県立高の深草知華さん。4人は18年5月17日、教室で深草さんが「死ねばいい」「視界から消えてほしい」と、本人に聞こえるような声で発言した。深草さんは体調不良を理由に早退して自宅で自殺を図り、翌18日未明に死亡した。発言の一部は遺書に書かれていた。


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