夏野剛社長が報酬の一部返上 ネット番組内で不適切発言

KADOKAWAの夏野剛社長

 KADOKAWAは28日までに、夏野剛社長がインターネットテレビ局「Abema TV」の番組内で不適切な発言をしたとして、8〜10月の3カ月間、同氏が役員報酬の20%を返上すると発表した。

 同社によると、夏野氏は東京五輪が無観客となったことについて、運動会や発表会など一般の行事との公平感を問う声があったとの意見に対し「くそなピアノの発表会なんてどうでもいい、オリンピックに比べれば」「(五輪をピアノの発表会と)一緒にするあほな国民感情に、今年選挙があるから(政府は)乗らざるを得ない」などとコメントした。


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