競技後の選手、初のコロナ陽性 ボート男子のオランダ代表

23日のボート男子シングルスカル予選に出場するフィン・フロライン=海の森水上競技場(ロイター=共同)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、ボート男子のオランダ代表で前日のシングルスカル敗者復活戦を棄権したフィン・フロラインについて、競技後に新型コロナウイルス検査で陽性になった初の事例だったと明らかにした。

 フロラインは選手村(東京・晴海)に滞在していたが、村外の施設に隔離された。これまで接した選手や関係者などで濃厚接触者の有無を調査中という。ボート競技は25日も予定通り実施された。

 オランダはボートの別のチーム関係者が陽性となっているほか、テコンドー女子67キロ超級のレシュミ・オーヒンクも陽性で、棄権となった。


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