「学校に不信感」と遺族、大分 中1自殺、報告書に批判

 大分県豊後高田市で昨年11月に自殺した市立中1年の女子生徒=当時(13)=について、第三者委員会がいじめとの因果関係を認めない報告書をまとめたことを受け、遺族が24日、宇佐市内で記者会見した。父親は「いじめを認めながら因果関係がないというあいまいな結論だ。学校と第三者委には不信感しかない」と批判した。

 第三者委は豊後高田市の教育委員会が設置。報告書は、部活動の練習中に先輩からいじめを受けたと認定した一方で、直後に生徒は退部しており「部活の先輩や同級生との関係を苦に自殺したとは考えにくい」と指摘していた。


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