低速台風、沖縄で暴風雨が長期化 次の熱低は本州接近の恐れ

台風6号の予想進路(23日21時現在)

 大型で強い台風6号は23日、沖縄の宮古島地方や石垣島地方を暴風域に巻き込みながら北寄りに進んだ。速度が遅く、沖縄では暴風雨が長期化している。気象庁は引き続き高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水・氾濫、高潮に厳重に警戒するよう呼び掛けている。

 また気象庁は南鳥島近海の熱帯低気圧が同日夜、台風8号に変わったと発表した。ゆっくりと北上し、27日にかけて北・東日本の太平洋側に接近、天気が荒れる恐れがある。東京五輪の競技日程に影響する可能性もある。

 台風6号は23日午後9時現在、宮古島の西約30キロの海上をゆっくりと北西に進んだ。


  • LINEで送る