藤井二冠「封じ手」展示へ 愛知・瀬戸で1日限り

 愛知県瀬戸市は24日、将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が史上最年少二冠を決めた昨年8月の第61期王位戦7番勝負第4局の「封じ手」を、30日に市文化センターで展示すると明らかにした。

 同市は藤井二冠の地元で、直筆の用紙と封筒を1日限定で展示する。所有者から「将棋文化の発展に役立ててほしい」と申し出があった。

 封じ手は、2日間にまたがる対局で初日の最後に、次に指す棋士が指し手を用紙に記入して封印すること。2日目に開封し、その一手から再開する。持ち時間の公平性を期すのが目的。

 今回展示されるのは、藤井二冠が封じ、王位獲得を決めた対局のもの。


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