「表現の不自由展」7月大阪でも 16日から3日間

 愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で抗議が殺到し、中断された企画展「表現の不自由展・その後」の作品の展覧会が、東京都に続き、大阪市でも7月16〜18日に開かれることが分かった。実行委員会が6月17日までに明らかにした。

 実行委は関西の市民有志で構成し、会場は同市中央区の大阪府立労働センター「エル・おおさか」。妨害対策として弁護士が常駐し、感染拡大予防のため整理券を配布する。「作品を見る、見ないや批判は個人の自由。私たちは表現に接する権利を提供したい」としている。大阪展の入場料は千円で、学生や障害者は無料。


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