米議員らの通話履歴入手を調査 司法省、議会も証言要求

ワシントンにある米司法省の建物(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ前米政権下で司法省が当時野党だった民主党下院議員らの携帯電話通話履歴を入手していた疑惑で、司法省監察官室は11日、調査を開始すると発表した。上院民主党は11日、バー前司法長官とセッションズ元司法長官に上院司法委員会で証言するよう要求。応じない場合は「召喚状で証言を強制する」と強調した。

 米メディアによると、司法省は2017〜18年、トランプ前大統領のロシア疑惑を巡るリーク元の調査の一環で通話履歴などを米アップルに提出させ調べていたとされる。当時、下院情報特別委員会の筆頭委員で、ロシア疑惑追及の急先鋒だったシフ議員らが対象だった。


  • LINEで送る