ガザ空爆、医療施設も被害 イスラエル、攻撃続行を宣言

17日、パレスチナ自治区ガザ地区で空爆された建物から上がる煙(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの保健当局は17日夜、イスラエル軍による空爆で、保健当局の建物と隣接する医療施設にも被害が出たと発表した。ガザ空爆は8日目を迎え、当局によると、死者は子ども61人を含む212人、負傷者は約1400人に達した。一方、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスもイスラエルへのロケット弾攻撃を続けた。

 イスラエルのネタニヤフ首相は17日、声明を発表し「テロ組織(ハマス)への攻撃を続けるよう指示した」と強調した。

 ガザ保健当局によると、被害を受けたのは新型コロナウイルスの研究施設などが入る建物で、PCR検査が実施されている。


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