2021年5月12日 14:33 | 無料公開
がん治療薬「オプジーボ」
厚生労働省は12日、がん治療薬「オプジーボ」の薬価を11・5%引き下げると決めた。240ミリグラム入り1瓶の価格は現行の41万3990円から36万6405円となる。類似薬の価格が引き下げられたことに伴う改定で、8月から適用する。
治療できる病気が増え、対象患者が広がることで、市場規模が拡大した医薬品の薬価を見直すルールに基づくもの。
また厚労省は、血液がんを点滴で治療する高額薬「キムリア」と同等の効果が期待できる類似薬「ブレヤンジ」を、キムリアと同じ3264万円で新たに5月19日から保険適用することも決めた。