東証、午前終値2万8439円 続落、米株安や金利上昇警戒

 12日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。米長期金利上昇への警戒感などから前日の米ダウ工業株30種平均が大幅続落した流れを受け、売り注文が優勢となった。900円超の値下がりとなった前日の取引に続き、平均株価の下げ幅は一時200円を超え、約2カ月ぶりの安値を付けた。

 午前終値は前日終値比169円07銭安の2万8439円52銭。東証株価指数(TOPIX)は17・20ポイント安の1888・72。

 朝方は前日に大きく値下がりした半導体などハイテク関連株を中心に買い戻しが入り、平均株価は上昇して始まった。その後、警戒感が強まり、売りが膨らんだ。


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