12〜15歳への接種拡大で協議 米ファイザー製ワクチン

米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン

 政府は11日、現在は16歳以上が接種対象の米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、12〜15歳にも拡大するよう手続きが進んでいると明らかにした。加藤勝信官房長官は記者会見で、ファイザー社が国の審査機関「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」に改訂を相談していると説明。「有効性、安全性が確認されれば改訂されることになる」と述べた。

 国内では感染力が強い変異株が広がっており、子どもの感染例も増えている。厚生労働省の担当者は、12〜15歳も発症や重症化のリスクを減らすために接種する利点は大きいとみている。


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