外相会合、国際秩序維持で一致 中国にらみ東欧4カ国と

東欧4カ国の外相と、記念撮影に応じる茂木外相(左から2人目)=7日、ポーランド(外務省提供)

 茂木敏充外相は7日午前(日本時間同日午後)、ポーランドの首都ワルシャワで、東欧4カ国の外相との会合を開いた。東欧への影響力を拡大する中国をにらみ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持が重要だとの認識で一致。経済や科学技術など幅広い分野で協力を継続する方針も確認した。

 ポーランドは現在、ハンガリー、スロバキア、チェコによる東欧4カ国の地域枠組み(V4)の議長国を務める。いずれも中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加するなど、中国と経済連携を進める一方、多くの日本企業が各国に進出している。


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