ファイザー、モデルナ急落 ワクチン特許巡り懸念

 【ニューヨーク共同】6日の米株式市場で、新型コロナウイルスワクチンを開発する製薬のファイザーとモデルナの株価が急落した。米政権が支持を表明したワクチン特許権の適用除外問題を巡り、業績への影響を懸念した売りが相次いだ。

 ファイザーは前日比0・39ドル(1・0%)安の39・19ドル、モデルナは2・34ドル(1・4%)安の160・50ドルで取引を終えた。下げ幅は一時、それぞれ4%、11%に達した。一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は売り一巡後にプラス圏に浮上し、終値は0・67ドル高の167・74ドルだった。


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