政府、民間看護師200人確保へ 大規模接種センター

 政府は、24日開設予定の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを巡り、民間看護師を1日当たり200人確保し、接種業務を担わせる方針を固めた。東京会場に約110人、大阪会場に約90人を振り分ける。東京では1日1万人の接種を目指しており、実現には自衛隊だけでなく、民間の力が必要と判断した。政府関係者が6日、明らかにした。

 政府は看護師資格を持ち離職中の「潜在看護師」を活用したい考え。民間看護師の確保には、接種会場への看護師派遣を来年2月末まで特例的に認める制度を活用する。自衛隊の医官や看護官と共に接種準備や問診補助のほか、経過観察も担当してもらう。


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